minamihama swamp

利尻富士の眺めや周りの風景は良いのだが、９月中旬に行ったため花の時期がほとんど終わってしまっていた。夏は素敵な花々が見られるのだろうが残念でした。

遊歩道の木道が整備されていて、聞こえるのは風のそよぐ音と鳥の鳴き声だけ。タイトルに書いたとおり、日常のざわめきを忘れて別世界でした。

湿原？といってもそんなに広くはなく、30分程で一周（木道）することができる。入り口近くの沼には逆さ利尻が映り見ることができる。入り口の駐車場は狭く車4台でいっぱい。団体観光客も居て、観光バスは駐車場に止められないため路肩に止めていた。

「ミズバショウが咲いていたのを見たよ」というペンションの方のお話を聞いていってきました。ここに行くまで、ほぼ花らしきものを見られなかったんですが、沼についた途端ミズバショウ。点点といたるところに咲いています。遊歩道が8の字になっていて、奥の方は地図で見ると森っぽかったので、手前の沼周遊コースを歩いてきました。湿原ですねー。ミズバショウやザゼンソウ。熊笹にスギゴケ。雪がまだ残っていて、歩いて行けそうなんですがやっぱり湿原だから、足を出すとぽっちゃりはまってしまうんでしょうねー。一周して振り返ると、メヌウショロ沼の向こうに、雲から顔を出した利尻富士。天気の悪い日だったので、ラッキーでした。

湿原入口・駐車場は、うっかりすると見逃してしまいそうなところです。（トイレ小屋あり）遊歩道が整備され、３０分もあれば一周できます。ただ私が行った時は花がほとんど咲いていなかったので、咲いていればもう少し時間がかかるかもしれません。が、花を見るのであれば、利尻島内に素晴らしいところが他にたくさんあり、ぜひ訪れた方が良いかと言われると、そこまでではないかと思います。お時間のある方ならば、というところです。