kita no yatai

帯広に行けば、その夜は、必ずと言っていいほど、この北の屋台に私は行く。様々な店舗があり、いつも違う店に行って、飲食することにしている。繁華街に位置し、駅からもそんなに遠くない。

レンタカー屋さんの人に聞いて行ってみた屋台さん。肩と肩が触れ合うような店内では旅で来ていた人や地元のレストランの従業員仲間さん達との楽しい会話有り、リーズナブルでとても美味しいお酒とお食事を頂きました。また行きたいところです。

8人程度しか座れない屋台（と、言っても、博多の様な移動式では無く、キッチンもしっかりした固定式）が、20軒程度並んでいます。だいたい、17:30が開店ですが、人気店は予約が必要で、開店と同時に行っても、入れない事が多々あります。どこのお店に行っても、だいたい、土地の方が利用されているので、観光情報を仕入れるには便利。20時前後に第一陣が引き揚げるので、仲良くなった土地の方と、次のお店にハシゴするのも、楽しい経験です。

いろんな食事の出来るお店が並んでいます。好きな食事を楽しめます。しかも、本格的！ちゃんと、綺麗なトイレも完備されていてビックリ。冬はひざ掛けを貸してくれたり、狭いので、知らない人とも、わいわいガヤガヤ。お友達になっちゃいます。

特別美味しい訳じゃない。値段も安くはない。それを求めるならここには行かない方がいい。ここは狭い空間での店主や他の客とのコミュニケーションを楽しむ場です。地元民、転勤族、観光客いろいろな人との会話を楽しめるのがここの魅力です。ですから大人数で行って自分たちだけで盛り上がるというのはここの楽しみ方ではありません。もし観光で来て団体で行くのなら、2，3人づつ各店に分かれて入られることをお勧めします。

お通し、飲み物はじめ、とても高い気がする…。観光客向け観光客相手の値段設定じゃないかな？二次会三次会などの、かるく会話して軽くなにかつまむ場所としてだったら良いかもしれない。

一時、どこの街にも屋台村が流行した時代があった。一時の流行は廃ってしまうが、帯広の屋台村は活況している。そして、変わらず暖簾をかけ続けている店もある、完全に常連客がついたのであろう。ほほえましくなる屋台村である。どうか帯広の文化として定着し続けて頂きたいものである。